アパマンショップ鷺沼店
【大家さん向け】低予算で物件の印象をグッとよくする7つのアイデア
こんにちは。
こんどの社員旅行の幹事に指名されてしまった福井です。
もうすぐ2018年が終わることをひしひしと感じます。
本日は、前線の営業マン視点から、「ここにちょっとだけ手を加えてもらえたら、きっとお客様の反応も変わってくるのにな」と感じているポイントを紹介させていただきます。
もし今、空室を抱えている大家さんがいらっしゃいましたら1つ2つ参考にしていただいて、来春の繁忙期に向けて物件のお手入れをしてみませんか?
クローゼットの中
クローゼットや押し入れの中ってあんまり気を使ってもらえてなくて、だいたいがベニヤ板むき出しだったりします。とれないシミがついていたりカビの匂いが漂っていたりすることもあり、クローゼットを開けたお客様が「あー…」と落胆している姿をちょくちょく見かけます。
他の箇所にお金をかけて頑張ってみても、クローゼットの中という伏兵で減点されてしまうのはすごく勿体ないと思いませんか?
クローゼットや押し入れについては次のようなリフォームアイデアがあります。
idea 01 : クロスを貼る
普通の白いクロスを貼るだけでもかなり見違えること間違いなしです。清潔感がでます。
さらに白ではなく色や柄がついたアクセントクロスを貼ってみるのもアリ。アクセントクロスの採用に慣れていないと、冒険しすぎたかな?と感じるかもしれませんが、実際には洋服が掛けられてほとんど隠れてしまいますし扉も閉めるので部屋の中で主張しすぎる心配はありません。
idea 02 : CFやフロアタイルを敷く
扉を開いたときにぱっと目に入るのは奥の壁ですが、ついでに足元もやってしまいましょう!
クローゼット内に自分で買ってきたカラーボックス等をはめこむ収納をする方が最近では増えているので、クローゼット内の床もきれいにしておいたほうが喜ばれます。
idea 03 : ハンガーバーをつける
今どきは収納スペースは布団を仕舞うところではなく洋服を仕舞うところです。
この時代の変化をすっかり忘れている物件が多々あります。
ハンガーバーを1本つけるだけで「あ、気が利いてるね♪」と好感度アップ。
ただし、洋服をたくさん掛けると結構な重さになるので、収納内の壁の強度に気を付けてください。場合によっては補強をする必要があるかもしれません。
idea 04 : 扉を外してしまう
ちょっと使う側にもセンスが求められるアイデアですが、収納の扉を外してしまうのも面白いです。
オープンクローゼットをうまく取り入れると扉の圧迫感がなくなり、空間に広がりが生まれます。idea1で紹介したアクセントクロスと相性がいいです。
玄関
玄関はお客様が物件について一番はじめに目にする空間です。
ですから玄関の第一印象がその物件に対しての印象を決めるといっても過言ではありません。
idea 05 : 姿見をつける
過去記事でも書きましたが、姿見(すがたみ)があると特に女性のお客様に喜ばれます。
idea 06 : 下駄箱をリニューアルする
一昔前の賃貸物件の下駄箱は本当に残念。
小さい!使いにくい!臭い!
たいてい腰高くらいまでの下駄箱で収納力は少ないし、開けてみるとカビ臭くてお客様がドン引きしてたり。一時期流行ったと思われる、靴を斜めに立てかける形の靴箱はまったくもって使いにくい。
今は女性のみならず男性もブーツ(ハイカットブーツ)を履いたりしますし、ひとりで何足も靴を持っている人は多いです。ですからできれば天井までとは言わないまでも冷蔵庫くらいの背の高さのあるシューズボックスに交換!もちろんしきりの高さ調節もできるものを設置しましょう。
idea 07 : 芳香剤を置く
玄関にいい香りのする芳香剤を置いておく。
実際に私の知る大家さんは、空き室には必ず芳香剤を置いていらっしゃいます。
匂いは人の記憶に強く結びつきます。
フローラルな印象で記憶されるのとカビの臭いで記憶されるの、どっちがいいでしょう。
その他
その他にもこまごまあります。
たとえば、
・スイッチや電源カバーを変える
・照明をつける(案内用ですので裸電球で構いません)
・小さな棚やキーフックをつける
といったことです。
どれも特に工務店さんにお願いしなくても、大家さん個人のDIYでやってしまえる程度のことです。
新築にはできないので、"古さを消す"
管理会社やクリーニング業者が提案してくるクリーニングプランは最低限のプランであることが多く、20年ものの物件であれば20年前の状態に戻し続ける作業でしかないのです。
クリーニング済みです。というのは「私は毎日顔を洗っていますし、歯も磨いてますよ!」と言っているのと同じことで、当たり前なんです。
人間と物件は似ていますね。
物件が歳を取るのは仕方がないことですが、月日が流れるに任せて何にもメンテナンスをしないのは怠慢。
40代、50代、60代と年齢を重ねても、日ごろから運動をしたり美容や服装に気を使っている方は、そうでない方に比べて魅力的に見えるものです。
大切な資産です。
次退去があったときにはぜひ単なるクリーニングだけでなく、一工夫あるプチリフォームをいれてみてください。
単に"古びている・ボロい"というのと、"レトロ・趣がある"は違います。
お客様には伝わります。
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