アパマンショップ鷺沼店
築古アパート・マンションを素早く満室にするオーナーの特徴
ただただ漫然と「クリーニング」「原状回復」していてもお部屋は埋まらない時代です。
空室対策ってどうしたらいいんでしょうか?
半年たらずで10部屋以上を埋めたオーナーさん
今回、私が入居者を仲介させていただいた物件のオーナー(Kさん)は、
数棟のアパート・マンションを経営されていらっしゃいます。
アパマンを数棟経営されていると総世帯数はそこそこの数になります。
そうなると、ある部屋に入居者が決まってもまたどこか別の部屋が空室になって・・・
という感じになります。
特に冬から春にむかうこの時期は退去の報せが重なり、
オーナーさんとしては頭の痛い時期だったことでしょう。
しかし、しばらくぶりに顔を合わせたKさんは笑顔でした。
「いや~福井さん、大変だったよ。」
「去年の秋から10部屋以上空いたからね!」
いや、でもそのほぼすべては既に成約済みで、残っているのはこれから手を入れる2室くらいじゃないですか!
そう。
Kさんはほんの数か月で10部屋以上(14室と言っていたかな?)を埋めてきたのでした。
Kさんが空室をすぐ埋められるのには明確な理由があります。
それは特別なことではなく、すぐにでもマネできることですので空室に悩んでいるオーナーさんはぜひ参考にしてみてください。
1.連絡がつきやすい
Kさんには連絡がつきやすい。
お部屋の退去の予定が出たり、クリーニングが仕上がったりする都度、メールで連絡をいただけるのですが、そこにはこう書いてあります。
「早急な現在情報をお伝えしたいため、ご連絡はわたくしの携帯電話までお願いいたします。090-××××-××××」
・その物件の最新募集状況がすぐ確認できる。
・現場で浮上した疑問や相談事がその場で解決できる。
・いつも気持ちよく応対してくれる。
これ、営業マンとしては非常に助かるんです。
お客様を目の前にしているときは特にスピード感が大切です。
しかもいざ連絡してみると、不機嫌そうな声でぶっきらぼうに対応されると一生懸命紹介しようという気も削がれてしまいます(笑)
お客様としても「あ、ここのオーナーさんは親身になってくれそうだな」と感じられて物件に対しての印象が良くなります。
2.仕上がりを信頼できる
Kさんはご自分の物件をとても大切にされています。
部屋が空くたびに速やかに室内をチェックして、リフォームをはじめます。
原状回復するだけではなく、古くなった設備は新しく交換したり、
「ここに棚があったらな」というところに新たに棚を設置したりと、
物件価値を高めるアップデートを図ります。
また、故障などがあった場合もKさんに連絡すればすぐに動いてくれて、修理や交換の手配をしてくれることを営業マンたちは知っています。
安心して入居者を紹介できる物件はすぐ決まる
営業マンたちが紹介しやすいKさんの物件は、
「安心して入居者を紹介できる物件」と言えるでしょう。
・即時対応してくれる
・入居者ファーストで判断してくれる
営業マンたちを大切にしてくれるKさん。
営業マンたちもKさんとその物件を大切に扱うようになります。
いつもよくしてくれるKさんにいい加減な入居者は紹介できません。
Kさんが手入れをしてくれている物件のことは、その良さをしっかりアピールしてあげようと思うようになります。
結果的に物件価値はしっかりと維持され、築年が経っても必要以上の値下げをせずに済む好循環を生んでいるのです。
あとがき
いかがでしょうか。
今回紹介したKさんの例には「とてもマネできないよ」というようなスペシャルはありませんよね。でも、これだけのことでも他のオーナーさんとは差別化が図れるもので、物件は埋まりやすくなっていきます。
ぜひ参考にしてください。
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