アパマンショップ鷺沼店
あんまりお金をかけずにやれる効果的なリフォーム案
年々年々、日に日に、私たちが歳を取るように物件もまた歳を重ねていきます。
私のようにおっさんになっても親からすればかわいいわが子のように(ほんとか?)、賃貸物件も、大家さんにとってみれば何年もたってもかわいい資産のはずなのですが、お部屋探しをしているお客様からみたら、築20年の物件は築20年の物件だし築30年の物件はもう見る気にもなれないし…といった大家さんと入居者との意識のギャップは少なからずあるものです。
「ひねればお湯もちゃんとでます!」
と言ったって、今どきの若者にとってはあの赤と青のカランを見るだけで「大昔の物件」となってしまいます。
ではリフォームしようと言っても、何百万円も投資してキッチンセットやユニットバスを新設したり、間取りを変えたりすることが果たして正解なのか。。。
実は数百円から数千円ほどで行える「安いけどちょっと気の利いた」リフォームもありますので、覚悟が必要なほど大きな出費をする前にすぐできることをやってみるのはいかがでしょうか。
現役営業マンとして現場でお客様の反応が良かったプリリフォームの例をいくつかご紹介いたします。
明るい照明に変える
内覧の際に部屋の電気がつかないのは別の問題として、照明がついたとしてもぼわーっと暗い感じの照明だとお客様のテンションは下がってしまいます。玄関や廊下、トイレ、バスルームには照明をつけているかと思いますが、できればより明るいもの、それも黄色っぽい暖色系の電球ではなくてホワイトのものに取り換えてしまいましょう。
それだけで室内が明るくなり、清潔感もでて、物件の印象が変わってきます。
昔ながらの直管式の照明が残っている場合は、可能であればちょっとした工事をして今どきのシーリングライトが取り付けられるように変えられたらなおよしです。
キーワードは「清潔感」です。
スイッチプレートを変える
思いのほか古さを感じさせるのは黄ばんだ照明スイッチ。
これも黄ばんでいたり、手垢で黒っぽくなっていたり、割れていたり…
スイッチプレートも数百円から2,000円くらいでお洒落なものが売っていますので、交換してしまいましょう。コンセントのプレートもお揃いにすると統一感がでてきます。
洋服を架けられるハンガーバー
ザ・押し入れ…
幅もあって奥行も深くて収納力は優秀。今どきっ子には敬遠されがち。
なぜなのか。
ジャケットやシャツ、ワンピースなどつるしておきたい洋服が多いので、部屋にある収納が押し入れだけだと「どこに服をしまえばいいの?」となってしまうわけです。
そこで押し入れの中にハンガーバーを取り付けてあげたら入居者は喜んでくれるでしょう。
押し入れのベニヤ板の強度が弱かったりしますので、思いのほか重い洋服類を支えられるよう気を付けて施工してください。
あとがき
いかがでしょうか。
そんなのむり!というアイデアはなかったかと思います。
これらの他には「室内干しワイヤー」なども5,000円もしない金額で売られているようなので、取り付けてもいいかもしれません。
古いものを新しくするのは大変ですが、古さをカバーするアイデアを取り入れてみては。
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